バカは書かねば覚えない

webデザイナやってる。くそったれメモ。

16年使った電子レンジを買い換えた

小学生の頃、家にオーブンがあってお母さんとケーキ作った。みたいな友達が少し羨ましかった。うちにはお菓子を作るような母はいないしオーブンもなかったし。普段の食事では単機能の電子レンジだけで別に困ることはないのだが。

オーブン料理というものが家庭料理の中になかったので、一人暮らしを始めた時も特に気にすることなく無印の電子レンジを購入してかれこれ16年くらい使ってきた。実はこの16年使った無印の電子レンジはかなり優秀だったんじゃないかと思う。レンジ・オーブン・トースト機能もあって10,000円くらいだったかな。コスパ良すぎでしょ。

そう、実は憧れていたオーブン機能もついていた。でもなんか怖くて使えなかった。よくレシピに200度に予熱しておく。とかあるけど200度ってヤバくない?爆発しない?みたいなよく知らない物を扱うときの先入観というのかな。無知で経験がないことは避けがち。

しかしながらこの度、レンジのターンテーブルを落として割ってしまった。それはもう唖然とするくらい粉々に。ちなみに、そろそろ買い換えようかとも思っていたけど、まだ使えるし困ってないし、種類がありすぎて検討するのが面倒だし、どうせなら何年使えるのか試してやりたい気持ちもあったりで壊れるまで使う、という結論になっていた矢先に機会が訪れてしまった。

とはいえ、本体が壊れたわけではないから換えのターンテーブルを買えば引き続き使うこともできるけど、なんかいい感じのオーブンレンジを新調して避けてきたオーブン料理を作ってみるのもありかなと。気分的に。

フリーランスになった今、割と時間もあるしパンとかピザとかキッシュとか、あとシフォンケーキとか焼きたい。パイやスフレもいいな。いや、シフォンとかスフレとか最初から難易度高すぎか。

ということで3万くらいのスチームオーブンレンジを買った。あまり悩みたくないので、置けるサイズで予算オーバーすぎず、汚れにくく手入れが楽、amazonレビューをさらっと読んで大丈夫そうなのをポチーしました。

余談だけどホームベーカリーとオーブンレンジが合体したようなベーカリーレンジという物を知って驚き。これはちょっと…結構いいなと思ったけど予算オーバーなので見送り。ロマンを感じる。ちなみにホームベーカリーは持っている。これも全然使ってなかったのでいい機会だし稼働させたい。

それにしてもオーブンレンジのUIってもう少しなんとかならないんですかね。特に正面扉にメニューがズラーっと書かれてるの。まぁ、なんとかならないから数十年間この感じなのか、本気で変えたいと思う開発者がいなかったのか、はたまたメインユーザー層がこの形式に慣れきっているという感じなのか分かりませんが。まぁつらいですよね、プロダクト自体がシンプルな形だけに。と思っていたらこんな記事があったのでメモしておく。全部は読んでないけど。

ユーザー自身の道具になるためのインターフェイス [https://yuheiy.github.io/interface-to-become-your-own-tool/]

実際、16年間使い慣れていた道具が変わり、モードやメニューが増えてかなり操作がたどたどしい。例えばトーストを焼くときは枚数と仕上がりを設定するんだけど、なんでこんなに戸惑うのかってモード毎の手順が頭に入ってなくて枚数と仕上がりのどっちを先に押すんでしたっけ?という感じ。今までは適当に食パン乗せて窓から焼け具合みてたけど、センサーがその役をやるから何枚でどのくらい焼くかを機械にインプットしないといけない。まぁこれはこれでトーストを炭にしないし、解凍しすぎて肉の1/3が茹で肉になったりしないからいい面もあるよね。

あと、自分は取説を読むタイプだけど旦那は勘で操作するので冷凍食品などまぁまぁ失敗している様子。取説はすぐ読めるようにレンジの横においてあるのだけど、いちいち取説読むのも面倒だし慣れるまでストレス。で、これはやっぱボイスUIなのかな。「トースト2枚を濃いめに焼いて」で焼けたら楽。シャープのヘルシオ 「COCORO KITCHEN」とやらのボイスUIの完成度はどうなのだろうか。Alexaスキルもあるようだけど。10万前後する二段コンベクション。こうなるとビルトインオーブンの価格帯だが。

まぁUIの使い勝手はさておき、届いてから早速フォカッチャを焼いてみた。好きなんですよね、フォカッチャ。捏ねから発酵まではホームベーカリーに材料入れて待つだけ。成形して焼くだけなので思ってたより手間がかからずカンタン。しかし初めてイースト菌と対峙したわ。すごいねイースト菌て。網目がもうすごい感じに形成されてて…うわぁって感じです。パンはおいしかったです。

定期的に焼いて生地加減を身に付けたい。