バカは書かねば覚えない

webデザイナやってる。くそったれメモ。

退職してフリーランスになった

5末で会社を辞めて晴れて?フリーランスとなった。

退職した会社は20名程度のスタートアップ。2年くらい在籍。

その前は200人くらいの大手に8年?9年くらい在籍。後半2年くらいはなんだかなーという日々で三十路を迎えた当時、スキルや年収、今後のキャリアなどいろいろ考える事もあった。

それにスタートアップが雨後の筍のようにわいていた時期でもあり、特に自分自身がどうなりたいとか結局何か目標があったわけでもなかったけど、雰囲気的に転職するかーという感じで数名のスタートアップに転職した。

が、半年くらいでメーカーのスタートアップと併合することになり、そこに2年程お世話になりーの、辞めーので、フリーランスという名の無職と成り果てる。

ああ、なんて贅沢。贅沢の極み無職。

思えばハタチの頃から数えて14年間、転職は4転くらいしたもののニート期間は無かったから何とも落ち着かない。この固定給が入らない不安定感と開放感ったらない。

平日昼間に買い物したり旅行したり、なんだか新鮮で時間が自由に使えるので家事も捗る。

フリーランスになって一番良かったと思うのは予てから仕事をセーブしろと言っていた旦那にそれなりの夕飯を用意できるようになった事だと思う。

帰宅は20時くらいが平常運転だったので帰ってきて夕飯の支度を始め、食べ始めるのは21時前後。旦那の方が帰りが早いため、待たせるのが可哀想なのでデパ地下弁当、惣菜、冷食、レトルト、何とかの元系大皿料理を駆使し、時にはペヤングで済ます事もあったりで、旦那のため息を心苦しく思いつつも、まぁ何とか凌げてるっしょ的な感じで誤魔化していたが、なんかやっぱ変だよねっつって。

これが普通ってなんかおかしいでしょっつって。夜に旦那と二人、ペヤングにお湯を注ぎならが話した記憶がある。

ある日、同僚のおじさんが衝撃的な事を言った。

「旦那が太っているのはあなたのせいだよ?」

自身の体型管理が甘い事を嫁といえど他人のせいにするなどという甘えた発想に天誅を下す勢いであざ笑った。が、然もありなん。

何気ないダイエット雑談だったわけだが、22時にペヤング大盛り食べてたらメタボにもなるよねって話で。別に料理する事は嫌いではないけど上手くもない、栄養バランスとか考えた事ないし。結婚から4年にして子無しといえど家族の健康管理という役割を理解する。

違う会社への転職も考えたが、時間の使い方としては大差ない気がした。というか一日8時間+通勤往復で2時間ってそもそも無理だと思う。毎日それなりのご飯作ったりするの、それなりでも毎日って結構たいへん。頑張れば出来なくはないけど、だいぶ忙しい感じになる。

さっきも書いたが料理することは嫌いじゃないけど上手くもない。美味しいと言われると大変嬉しいので時間があれば張り切るときもある。でも旦那と好みが合ってる感じはしない。この前はキッシュを作ったけど好きじゃなさそうだった。自分は焼きたてウマーと思ったのが、旦那は普段食べ慣れていないものを出すと不味いと言う結論になる。そもそも正しい味を知らんってことなんじゃないかと思う。

で、やれてなかった家事も結構あるし(保険の見直しとか)、介護も着実に迫ってきてるし、そういったことを考えると自宅で稼げる人間になっておいた方が絶対いいだろうなと思ったので緩くフリーでやってみるという結論を出した。 特に後ろ盾やコネがたくさんあるわけでもないから不安っちゃ不安だし、早速年金・税金の納付書が届いてうぇーってなってるけど。

社会の仕組みをこれまで全く意識してこなかったので、ファイナンシャル的なところ全般疎い。ルールを知らずに人生ゲームしてる感じ。疎いまま住宅ローンとか終身保険とかよく契約したよねって感じだけど。まぁ疎いから契約しちゃってるってことなんだろうけど。そういう家計戦略を考えて旦那に提案して相談するのも大事な家事。余所はどうか知らないけどうちの旦那はプロゴルファーになって優勝賞金で暮らすというロマン派で、是非そうしてもらって構わないのだがバックアップ案も堅実に考えておきたい。

がんばろ。